ベストセラー作家で20年以上心理カウンセラーをしている根本裕幸氏のお弟子、
ぐーたら大好き!心理カウンセラーのゆり子です。
本日は「温泉ソムリエマスター」を持つゆり子が、湯治リトリート体験してきたことから感じた心理的メリットについてご紹介します。
湯治とは?
皆さんは、湯治って何かご存知ですか?
湯治とは、日本に昔からある長期的な温泉治療のことを言います。
北海道の山深い温泉でも、野生の動物たちが傷を癒すために温泉に入って治していたそうです。
私も温泉が好きで、王子🤴とよく行くのですが、昨年温泉ソムリエの民間資格を取りました。
(温泉ソムリエマスターまで取っちゃったわ)
私はずっと湯治を体験してみたいと思っていました!
今回、湯治リトリートを体験してみたい!ということで4泊5日の旅に行ってきたんです。
今日は湯治リトリートから得られる3つの心理的なメリット、そして最後にゆり子が行ってきた温泉をご紹介をしたいと思います!
<湯治リトリートでの心理的メリット>
転地効果で自分をリセット!思考のアクセルを緩め、感情のブレーキを緩めることができる
皆さんは、思考優位になって、バタバタと毎日忙しく暮らしていませんか?
自分の心にもっと耳を傾けて!と言われても、そんな時間はあるでしょうか?
皆さんは、こんな日常は当てはまりますか?
・仕事もあるし、子供と夫の世話で、ぜんぜん自分の時間がない!
・仕事が終わって帰宅したら疲れてグタグタと過ごしてしまった…。
・趣味もなくて、一人で過ごしているとネガティブなマインドに陥ってしまいがち。
・ずっと体調が悪くて、やりたいことが出来ない。
・頑張り過ぎて、今の状況に切羽詰まっている。
・人に気を遣いすぎて、いつも疲れている。
・他人軸になってしまい、いつも足元がふわふわと落ち着かない。
・勇気が出せなくて、次の一歩になかなか進めない。
もし、あなたがそんな日々を過ごしているなら、湯治リトリートをおすすめします!
1泊とかじゃもったいない!
ここは思い切って連泊しましょう!
大自然に囲まれた温泉地は非日常的な空間です。
部屋の窓に映る大自然、部屋でゆっくりと寛ぎ、温泉に浸かって体の疲れを取り、美味しいご飯を食べて、また温泉に入り、ただリラックスしたままゆっくりと眠る。
そんな優雅で贅沢な時間はなかなか手に入らないのではないですか?
あなたは、体を休ませる以上に、頭を休ませることができていますか?
ずーっと、いつもいつも、考え続けていませんか?
その思考の中から、あなたは自分の本当の気持ちを見つけられたでしょうか?
あなたの本当の気持ちは、ずーっと胸の奥にしまい続けているかもしれません。
あなたは無意識に、感情のブレーキと、思考のアクセルを同時に踏んで生きているかもしれませんよ!
私たちは、感じたくない感情には、全開でブレーキを踏んで押さえ込んでしまいます。
そして思考全開でなんとか走りきそうとします。
でもさ〜、自動車だって定期点検あるでしょ?笑
ずっと走り続けてたら、壊れちゃうんだよ。
私たちだって、いったん自分の状況を冷静に見ることが必要な時だってあるんです。
思考のアクセルを緩ませると、やがて感覚や感情にも意識が回るようになってきます。
自分のことを知るには、あなたの感情と繋がることが大切なんです。
アクセルを踏まない環境に身を置き、自分をゆるめる体験をしてみるといいですよ!
地産の食事を楽しむことで、心に豊かさを感じられる
今回の湯治体験では、現地で美味しいものを調達して自炊したり、外食を楽しみました。
湯治場の食事は体に優しくて精進料理などのシンプルなものや、特別な豪華メニューが用意されていたりと、お宿の個性もまた楽しむポイントです。
忙しすぎて普段の食事に無頓着なら、ゆっくりとご飯を味わって食べてみる時間を持つことができます。
その土地の新鮮なもの、そこでしか食べられないものを味わって食べてみましょう。
心の中から感謝が湧き出てきたり、豊かさを感じられますよ〜。
ちなみに、私はミックスナッツを持参して毎日食べていたのですが、「あれ?こんなに美味しかったっけ?」と日を追うごとに美味しさが増したような気がしました。(すごない?)
体の巡りが良くなり、五感が研ぎ澄まされていったのかもしれませんね!
帰宅後は、ミックスナッツの大袋をつい買ってしまいました。笑
自然に触れることで癒しが生まれ、本来の姿を取り戻せる(グラウンディング)
私は遠くに見える美しい利尻富士と沈んでいく夕日に感動して、心が癒されました✨
(写真には収められない美しさと感動がありました)
何かを見て心が感動するということは、感覚的なものであり、自分の感情が解放されている状態です。
普段の暮らしで感動する体験ってされていますか?
自分を表現することが出来ない時は、抑圧された感情があるのかもしれません!
感情の蓋が開くと、急に涙が出てくることもあるかもしれません。
急に怒りが湧き上がってくるかもしれません。
寂しさを感じたり、悲しみが込み上げてくるかもしれません。
でも今感じているそのままのあなたを、受け入れてあげてください。
私は誰もいない場所で、ひとりきりで夕日を見ていたら寂しさが込み上げてきました。
ああ…私は寂しいんだな。
でも圧倒される美しさに気を取られる自分もいました。
私は、何も考えず、その感情をただ感じながら、景色を目に焼き付けるようにひとり静かに眺めていたのでした。
波の音は、癒し効果が絶大と言われていて、グラウンディングをするのに良い場所のひとつとされています。
波の音を聞いていると、心が洗われるような気がします。
私は、大地に足をしっかりと踏みしめるイメージで、お腹に力を入れて、海に向かって叫んでスッキリしてきました。
叫ぶこともストレス発散になりますね!
私の叫び声はいとも簡単に波の音と風の音に消されてしまいましたが…。
すると、人間って本当にちっぽけな存在だなーと思えてきます。
「今悩んでいることも、ちっぽけなものかもしれないな」と思えてくるんですよね。
もっともっと自分がやりたいことをやろう!と思えたのでした。
皆さんも、人生を思いっきり楽しんでいきましょー!!!
そんなわけで、今回は湯治リトリートから得られる3つの心理的なメリットをご紹介しました。
<ゆり子のいい湯だな!温泉紹介コーナー>
さて、ここからは温泉ソムリエのゆり子が行ってきた温泉をご紹介します!
私は北海道の豊富温泉というところで5日間の湯治リトリート体験をしてきました。
◯の周辺にご注目!
私がドライブしたルートを一部ご紹介したいと思います。
車で突っ走りましたね!
こっちはアクセル全開だわ。笑
〜今回の温泉地〜
・てしお温泉 夕映 (アンモニア臭のする濃度濃いめ温泉)
・豊富温泉(4泊5日の湯治体験)
・ピンネシリ温泉(ピンネシリ岳登山口にある温泉)
日本最北端エリアを1周したのは初めてでした。
海を見ながらのドライブっていいですね〜。
アンモニア臭が特徴の「てしお温泉夕映」
まず私が向かった先は、日本海の海を眺めながら温泉に入れるというてしお温泉でした。
しかし、露天風呂は故障しており、現在内湯のみとなっています。
アンモニアの匂いがツーンとする温泉は初めて入りましたが、ここは濃度が濃いめの温泉で、肌に浸透しやすく、クレンジング効果、保湿効果のあるお湯です。
ぬるめのお湯でゆっくり入れるいいお湯でした。
滞在は短時間でしたが、直後から体に効いてるな!と思いました。
全国から湯治に訪れる乾癬・アトピー患者の聖地「豊富温泉」
こちらが今回の舞台となる湯治場です。
ここのお湯は石油を含んだ温泉で、お湯の表面に油が浮いているんです。
ですが、そのお陰でお肌がハンパなくしっとりします✨
今回、私が湯治に利用したのは湯治場の隣にある「ニュー温泉閣ホテル」という宿でした。
(温泉は湯治場と共用の貯水タンクから引いているみたいです)
ブログで紹介する許可をいただきましたので、お部屋を見せますね!
部屋の設備:
IHコンロ付きキッチン(道具も揃ってる)、トイレ、洗面台、掃除機、ワークデスク、物干し竿、冷蔵庫、炊飯器、電気ケトル、電子レンジなどが置いてありました。
廊下には生ゴミを捨てるゴミ箱があったり、コインランドリーもあります。
最近リニューアルしたというこの部屋でお世話になりましたが、静かで仕事をするにも快適でした。
1ヶ月とか余裕で住めそう。笑
こちらの宿では、清掃時間以外は24時間いつでも温泉に入れます。
夜は温泉が貸切状態でした。笑
豊富温泉は主にやけどや皮膚病に効果が高いと言われていて、特にアトピーや乾癬の症状を持つ方が全国から訪れると言われている日本最北端の湯治場です。
お隣の湯治場には湯治専用の湯船があって(一般用もある)、そこには石油成分のオイルタンクが置いてあり、体にそれを塗ってお湯に浸かるという珍しい温泉なんです。
湯治場は日帰り施設なので、周辺には長期滞在できる宿が点在しています。
一般的には湯治は3週間〜1ヶ月とか言われていますが、今回はワーケーションも兼ねた初めての湯治体験ということで、4泊5日お世話になりました。
体の反応を見て、入浴回数を調整したりするといいようです。
私は1日2回入りたいタイプですが、1回でも好転反応(一時的な体調不良)がありました。
私が泊まったお宿はアトピー患者さんのお悩みを考慮して、アレルギー対応の壁仕様の部屋にしていました。
またお食事も体のことを考えて提供しているみたいです。
私が持って行ったもの:
キッチン洗剤、スポンジ
捨ててもよい下着・タオル(石油系の温泉なので匂いが染みつくよ〜)
部屋着、スリッパ
調味料(スパイスソルトが便利だった)
使い慣れた基礎化粧品、歯ブラシセット
本、ノート、PCなど、仕事グッズ
現地スーパーで買い出し:
真空パックのご飯(レンチンするだけ)
インスタントスープ
ビタミンCドリンク、麦茶(湯あたり防止用)
お魚(海鮮が美味しくて毎日お刺身食べてたw)
本格的な湯治場にはアドバイザーがいるところも多いので、湯治についてわからないことは聞いてみるといいです。
日程の前半は観光を楽しみ、好転反応が出る後半は部屋でゆっくりと過ごしました。
5日間でも疲れが取れましたが、1ヶ月居たらどう変化するんだろうなーと気になりました!
かなりの冷え性の私でも、指先がぽかぽかしていましたからね。
静かな温泉地でワーケーションも良いのではないでしょうか?
今回訪ねた時期はオフシーズンということで、かなりゆっくりと過ごせました。
またどこかの温泉で、湯ごもり体験をしてみたいと思います。笑
隠れた美人の湯発見✨ピンネシリ温泉
中頓別町という道の駅向かいにある、ピンネシリ温泉というところを訪ねました。
帰り道にいいお湯発見💓
— ゆり子/ココロを抱きしめる心理カウンセラー (@usao_dosanko) April 19, 2024
冷鉱泉を適温に温めた源泉掛け流し。
お湯がさっぱりしている✨肌がスベスベ。サウナも入っていい感じに整った!
体が整えば、心も元気になってくる。
湯治旅を満喫した✨
次は何処の秘湯に行こうかな(笑) pic.twitter.com/5hgV1Cig2L
ここは秘湯ですね。笑
こじんまりしているけど、サウナもあって、個人的には気に入ってしまいました。
ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物泉の掛け流しがあって「美人の湯」ですね。
運よく1番風呂で入ってきました!
肌がさっぱりする重曹泉なので、夏にもいいですねー。
かなり山の中なので、気合を入れた時じゃないと行けない場所です。
一期一会の温泉かもしれません。
番外編:白鳥の湖、クッチャロ湖
シカとウシでは物足りず、今日は白鳥を見に行きました。
— ゆり子/ココロを抱きしめる心理カウンセラー (@usao_dosanko) April 16, 2024
これは井戸端会議中かな?
すぐ目の前に来た白鳥は大きくて、抱っこ出来ないくらい重そうだった。
食パン食べて、みんな元気いっぱい(笑)
今日は深夜の温泉を堪能して寝ます💤 pic.twitter.com/Tb9wGhAOAP
クッチャロ湖に立ち寄ったら、白鳥がたくさんいました!
めっちゃ元気でしょー?
鳥の中で大きいほうだと思うんだけど、よくシベリアから飛んでくるよね。
食パンのおかげか、丸々としてましたね。笑
というわけで、今日は湯治リトリートから得られる3つの心理的なメリット、そして最後にゆり子が行ってきた温泉をご紹介しました!
とってもいい旅になりましたし、まだまだ温泉探訪を続けていきたいと思います。
5月分カウンセリングの先行予約は、公式LINEで受け付けています。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
カウンセラーのゆり子でした。