ゆり子のココロ

作家/カウンセラーである根本裕幸氏のぐーたらなお弟子。 「心を抱きしめる」をテーマに日々感じたことを綴っていきます。

【ココロノマルシェ】恐れが強い私の依存について

こんにちは

根本師匠のぐーたらなお弟子 心理カウンセラーのゆり子です。

 

 

本日はココロノマルシェに初めて回答させて頂きます。

ご相談内容に共感される方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

<ココロノマルシェ>とは、

根本裕幸師匠の「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラー達が

無料でご相談に回答するサイトです。

 

複数人のカウンセラーが回答してくれるかもしれませんので、オススメです!

匿名でご相談できますよ!

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さて、本日のご相談内容はこちらです。

 

◆恐れが強い私の依存について◆ マルシェの皆様、こんにちは!
先日、根本さんのブログ
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/41961
恐れが強い人の依存について、で、これじゃん!!!と耳が痛くなりました。
(タイトルがパクりですみません)

私、最近40代の仲間入りしたのですが、この歳にして実家を出たことがありません。
居心地がいいのです。
では、愛されて育った自覚があるかというとそんなことも無く。いつも私の気持ちなんて全然わかってくれない!という気持ちでいっぱいです。
そして、対人関係では自分を出せず、周りに合わせてばかりでした。

最近になって自分を犠牲にするのはやめよう、と思い始めたら、その反動なのか、ただでさえなかったやる気が益々なくなってしまいました。

何かせねば、このままではダメになる、と思うのですが、ブログに書かれた通り、強烈な不安と恐れから足を踏み出せなかったり、中途半端な状態で投げ出してばかりです。
強烈な依存から脱するのは実家を出るべき。そう思いつつ、経済的な不安や対人関係への恐怖心から先延ばしにしてしまいます。
何をやるにも、でも、でも、と躊躇ってばかりな私におすすめのワークなぞありましたら、と思ってのご相談です。
よろしくお願いいたします。

mさん

 

 

<ゆり子からの回答>

 

mさん、初めまして。カウンセラーのゆり子と申します。

ココロノマルシェにご相談いただきまして、誠にありがとうございます。

 

私も人に対する恐れが強いまま、40歳を迎えた過去があります。

地元へUターン後、実家にも40過ぎまで暮らしておりました。

 

私にはmさんのお気持ちが、わかる気がします。

なのでmさんにとって何かヒントになればなあと思い、回答させていただきますね。

 

最近になって自分を犠牲にするのはやめよう、と思い始めたら、その反動なのか、ただでさえなかったやる気が益々なくなってしまいました。

 

私もmさんのように、犠牲の人生を歩んできました。

そして犠牲を手放したときに、無気力になってしまいました。

 

mさんは焦る気持ちがあるかもしれません。

 

ですが私はまずこれをお伝えしたいのです。

 

犠牲をやめた事がまずは大きな進歩である、と。

 

mさんは自分を大切にすることが出来たんですよね!

自分を守ってあげられた。

 

もしかしてmさんはずっと犠牲の人生を歩まれてきたのではないですか?

(違ってたらごめんなさいね)

わかってもらえない気持ちを抱え続けて、人に気を遣ってきた日々を送ってきたのなら

かなり無理してたんじゃないでしょうか。

 

居心地の良いご実家にいたことは、犠牲となっていた自分が休息できる場所だったのかもしれませんね。

そんな居場所があって良かったと思います。

 

私は犠牲をやめ始めたmさんなら、自立の道へと進めるのではないかと思いました。

 

まずは犠牲をやめようと思った自分を褒めてあげてください。

 

現在のお気持ちを伺うことが出来ませんが

mさんがワークをご希望とのことで、2点挙げさせて頂きました。

 

 

<ワーク1>「何かせねば」ではなく「何をしたいか?」

 

「何かせねば、このままではダメになる」

これは恐れや焦り、不安がある状態だといえます。

この感情をもとに行動すると、ずっとそこから逃げ続けなければなりません。

 

また恐れが強烈だと、自分の気持ちはさらに置いてけぼりです。

 

「自分が何をしたいのか」を考えてみませんか?

やる気が出ないのは、自分の生き甲斐になるものがまだ見つかってないのかもしれません。

 

なぜなら人は好きなことには夢中になったりするからです。

そこでやる気は自然と生まれてくるものだと思います。

 

私は普段はぐーたらですが、

自分がワクワクしたり、楽しかったり、好きな事があるとやる気が出ます!

 

恐れから行動するのではなく、

ワクワクする方へ行くと行動出来そうな気がしませんか?

 

以下は今すぐに出来ることなので、ぜひ書き出してみてください。

 

・mさんは、何をすると楽しさやワクワクを感じますか?

・これからやってみたい事や興味のあることは何ですか?

・自由に暮らせるならどんな暮らしをしてみたいですか?

 

こうしたことを書き出してみると、未来の自分に近づけます。

そして、それを実現するために必要なことは何か?をリストアップして

コツコツと実行してくんです。

 

私は、自分の人生を生きたいように生きることが

自立した状態だと思っています。

 

まずは自分が出来そうなことから実行してみてみませんか。

 

例えば、一人暮らしをしたいなら

 

・家賃相場を調べてみる

・気になった物件を実際に見て回る

・部屋に置きたい家具や雑貨などをイメージしてみる

・お金がどれくらいあれば暮らせるか計算してみる

・可能であればお試しで親と離れて暮らしてみる

(場所によっては短期賃貸が可能な物件もあったりします)

 

実際に行動すると、自分の本当の気持ちにも気づくかもしれません。

今はまだ実家でいいかな〜と思うかもしれないし、

一人暮らしをしたくなるかもしれません。

 

 

「強烈な不安と恐れ」という言葉がありましたが

mさんは慎重派なのではないですか?

完璧主義なところがあったりしますか?

失敗することが怖かったりしますか?

 

私はビビリなので、上記は当てはまります。

 

新たなステージに向かうために、

試行錯誤する時期というものはあると思います。

私も現在進行形です。

 

今は大きな成功ではなく、

小さな成功体験を増やす方が動けてるな〜と実感しています。

 

これだったらできるかな?

こうしてみようかな?ダメだったらどうしたら克服できるかな?

そうやって試しながら進んでいいので、

まずは行動に起こすことを意識してみてください。

 

 

<ワーク2>身の回りに感謝できることを探してみる

 

mさんの周りに感謝できることってあったりしませんか?

 

例えば私の場合ですが

mさんがいてくれたから、こうして私がメッセージを届けることができる。

カウンセラーの私にとって、これはmさんに感謝できる事のひとつです。

ありがとうございます!

 

「私の気持ちなんて全然わかってくれない!」

そんな想いが強いと感謝の気持ちって後回しになっちゃいませんか?

 

私も同じような想いがあったので、

最初は感謝する気持ちには到底なれませんでした。

 

ですが、居心地の良いご実家があるって

これって実は感謝できる事なのかもしれません。

 

住む家があるという事もですが、

ご家族や自身の健康であったり、経済的な面で助かったとか、ご家族のサポートがあるとか

何かメリットがあったからご実家で居心地よくいれたと思うのです。

 

感謝できることを

出来るだけ書き出してみてはいかがでしょうか?

 

もし、私の気持ちをわかってくれない!というお気持ちの方が強い場合は、

まずはお恨み帳をお勧めいたします。

  

感謝することで、自立側の目線に近づいて物事を見ることが出来ます。

そこから何か気づきを得られるかもしれません。

 

感謝できたら、さらに自立側へ前進できると思います。

 

今まで生きてきた40年間をまるっと肯定してあげられたら

きっとこの先も自分らしく生きていくことを許可してあげられると思うのです。

 

1人で悩んでお辛い時は、ぜひカウンセリングを活用してみてくださいね。

 

 

何か少しでもmさんの心に響きましたら幸いです。

mさんのこれからの幸せを心から祈っております。

 

 

ありがとうございました。

 

 

ゆり子でしたー!